鉱物・岩石・鉱石ってなにが違うの?

その他

鉱物とは?

まず鉱物の定義を簡単にまとめると

天然の固体物質である

一定の化学組成で示される

結晶構造をもつ

があげられます。

 

鉱物の詳しい説明

1天然の固体物質
→鉱物は天然にできる無機物であり、隕石や月の表面を構成する物質も鉱物に含まれます。

2一定の化学組成で示される
→1つの鉱物では、ある一定の化学組成をもちます。ただし、多くの鉱物は固溶体をつくるため組織に幅をもち、1つの固体内でも一様とは限りません。

3結晶構造をもつ
→鉱物は内部に規則正しい原子配列をもちます。つまり、結晶構造をもっている結晶質の固体であることがわかります。

鉱物・岩石・鉱石の区別

鉱物とはなんなのかある程度分かったところで、それぞれの違いを見ていきましょう!

まずよく耳にする岩石という言葉は、鉱物の集合体のことをいいます。次に鉱石という言葉はあまり聞いたこと

がないかもしれませんが、人間にとって役に立つ鉱物のことをいいます。例えば資源に利用されている砂金や銅

などがあげられます。

まとめると、

鉱物の集合体=岩石
人間にとって役に立つ鉱物=鉱石

ということになります。

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