火成岩はどのように分類されているのでしょうか?
火成岩は主に次の4つに分類することが出来ます!
1粒の大きさ
2色指数
3鉱物組成
4化学組成
があります。それでは1つずつみていきましょう~
①粒径による分類
火成岩は粒の大きさによって分類することができます。おおまかにわけると3mm以上のものは粗粒、1~3mm
未満のものは中粒、1mm未満のものを細粒・ガラス質と4つに分けられています。
粗粒:肉眼で1つ1つの鉱物を識別できる
中粒:1つ1つの鉱物を肉眼で識別することがむずかしい
細粒・ガラス質:1つ1つの鉱物を肉眼で識別できない
②色指数による分類
鉱物は色の違いによっても分類することができます。珪長質鉱物(無色鉱物)と苦鉄質鉱物(有色鉱物)に分類
します。珪長質鉱物とはSiO2、Alを多く含む鉱物で、苦鉄質鉱物とはMg、Feを多く含む鉱物になります。
③鉱物組成による分類
鉱物組成による分類とは、火成岩を構成している鉱物量比によって分類する方法になります。
苦鉄質鉱物<90%の時に4種類に分けることができます。
石英(Quartz)
アルカリ長石(Alkali feldspar)
斜長石(Plagioclase)
準長石(Feldspathoid)
④化学組成による分類
火成岩を化学組成のちがいによって分類することもできます。
主要元素
O、Si、Al、Fe、Mg、Mn、Ca、Na、K、Ti、P
微量元素
Ni、Co、Cr、V、Hf、Ba、Rb、Sr、Y、REE(希土類元素)ect
というような分類が出来ます。
希土類元素とは別名ランタノイドともいい、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Y
b、Luがあります。
それでは、また~
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